「新たな脅威への対処に不可欠な宇宙 Ⅱ 」
-米国の動向と我が国への示唆-
研究報告書の内容
第Ⅰ部 我が国ミサイル防衛のための宇宙システム
1.ミサイル防衛のための米軍宇宙システム
(1)米ミサイル防衛局(MDA)による分類
(2)宇宙配備赤外線システム(SBIRS/NG-OPIR)
(3)宇宙追跡・監視システム(STSS)
(4)極超音速・弾道追跡宇宙センサ(HBTSS)
(5)宇宙配備迎撃評価システム(SKA)
(6)米ミサイル防衛の将来像
2.我が国の特徴
(1)脅威の動静
(2)限定された関心域(東アジア・西太平洋地域)
(3)発射前・後の状況把握の必要性
(4)ミッドコース段階での対処
(5)迎撃状況及び着弾による被害状況の把握の必要性
(6)その他の考慮すべき機能:大規模災害対応
(7)従来の保有宇宙アセットとの関連
3.宇宙システムに求められる機能とそのコンセプト 24
3.1求められる機能
3.2 コンセプトなど
(1)発射準備段階
(2)ブースト段階
(3)ミッドコース段階
(4)ターミナル段階
(5)共通
第Ⅱ部 地上セグメント及び全体システムに係る動向
1.改革に向かう米軍:背景 32
(1)米会計検査院(GAO)報告/勧告(2013 年4 月)
(2)GPS(BlockⅢ)対応の次世代GPS 地上プログラムOCX の失敗
(3)米空軍宇宙コマンド(AFSPC):改革への課題
2.新たな取り組み
2.1 地上セグメント開発
(1)EGS:エンタープライズ地上衛星運用サービス
(2)FORGE:次世代運用抗たん性向上のための地上革新
2.2 トータル・システム開発
(1)AAF:米国防総省における新たな調達システム改革
(2)統合システム(System of Systems)分析ツールの導入
3.巨大IT 企業(Big Tech)の進出
(1)Microsoft:Azure Orbital
(2)Amazon:AWS Ground Station
4.我が国への示唆
(1)米国動向のまとめ
(2)システム構築の要点
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JISS Technical Report 2021-02_ver.3.5