MD研究会からのお知らせ MD#07
発信日:令和4年10月29日
内容:第4回分科会の実施報告と次回のご案内
発信者:MD研究会 三堀(幹事代表)
分類:研究会_MD
"第4回分科会の実施報告と次回のご案内"
第4回分科会(10/28)を実施しました。今回は、外部講師:田中三郎氏からの講義をいただきました。 田中三郎氏は中国軍事問題研究家として著名で、「軍事研究」を中心に多くの研究成果を発表されています。JISSでも、以前2021年の11月の研究会で、「中国の最新ミサイル開発状況」について発表をいただきました。
テーマとしては、幹事から前説として、台湾のミサイル防衛体制について説明した後、田中三郎氏から「緊張が高まる台湾情勢」について、ほぼ2時間の講義をいただき、今津理事長を始め、参加者一同、改めて中共の一貫した軍事増強とそれに備える台湾の真剣さを再認識することができました。
具体的な内容としては、台湾側のミサイル防衛体制、特に国産化への取り組み、また先の8月の米ペロシ下院議長の訪台に続く、中共の軍事演習訓練と使用された弾道ミサイル等とについて、興味深いお話に、時間があっという間に過ぎてしまいました。
それらの概要を以下の1項「実施内容」に載せておきます。
なお、次回予定等について、2項「次回予定等」に計画を載せておきますので、ご予定をいただければ幸甚です。
1.実施内容:
テーマ:”緊張が高まる台湾情勢”
-解放軍が設定した演習訓練区域と発射された弾道ミサイルと台湾の備え
[主な内容](以下は発表順番とは必ずしも一致しません)
■解放軍が設定した演習訓練区域と発射された短距離弾道ミサイル
・解放軍の演習訓練区域とその意図
・弾道ミサイルの発射経路と発射基地
ー 防衛省が公表した発射経路
ー ミサイル発射場所と東部戦区ミサイル基地
ー ミサイル発射場所と東部戦区基地
ー 高精度弾道ミサイル DFG-15B
ー 無人機 TB-001・BZK-005による偵察
ー 江西省上饒613旅団ミサイル基地
ー 福建省平潭島からのロケット砲の発射
■台湾の備え
・台湾のミサイル防衛体制
・天弓-3によるミッドコース対処
・台湾北西部楽山のAN/FPS-115 Pave Paws レーダ
・多維新聞が報じた四代武力行使の可能性/戦力比較/台湾の対応計画
・米国からの武器購入
■その他
・大連登沙河のロケット軍の動向
2.次回予定等:
【テーマ】 “今年度技術レポートからの抜粋:宇宙利用の提言”(仮)
日時/場所:11月 24 日(木) 14:00-16:00 @JISSオフィス
- 場所等:参加者はJISSオフィス(紀尾井町)に5分前までに参集。なお、リモート配信は行いません。
- 講義、資料等:すべて幹事側にて準備します。
- 会議でのディスカッションはチャタムハウス・ルールに準じることとします。参加者には自由な意見交換をお願いします。
3.今後の計画:
本年内の計画はありません。今後の予定は、来年に入り、あらためてご案内いたします。
以上
発信日:令和4年10月29日
内容:第4回分科会の実施報告と次回のご案内
発信者:MD研究会 三堀(幹事代表)
分類:研究会_MD
"第4回分科会の実施報告と次回のご案内"
第4回分科会(10/28)を実施しました。今回は、外部講師:田中三郎氏からの講義をいただきました。 田中三郎氏は中国軍事問題研究家として著名で、「軍事研究」を中心に多くの研究成果を発表されています。JISSでも、以前2021年の11月の研究会で、「中国の最新ミサイル開発状況」について発表をいただきました。
テーマとしては、幹事から前説として、台湾のミサイル防衛体制について説明した後、田中三郎氏から「緊張が高まる台湾情勢」について、ほぼ2時間の講義をいただき、今津理事長を始め、参加者一同、改めて中共の一貫した軍事増強とそれに備える台湾の真剣さを再認識することができました。
具体的な内容としては、台湾側のミサイル防衛体制、特に国産化への取り組み、また先の8月の米ペロシ下院議長の訪台に続く、中共の軍事演習訓練と使用された弾道ミサイル等とについて、興味深いお話に、時間があっという間に過ぎてしまいました。
それらの概要を以下の1項「実施内容」に載せておきます。
なお、次回予定等について、2項「次回予定等」に計画を載せておきますので、ご予定をいただければ幸甚です。
1.実施内容:
テーマ:”緊張が高まる台湾情勢”
-解放軍が設定した演習訓練区域と発射された弾道ミサイルと台湾の備え
[主な内容](以下は発表順番とは必ずしも一致しません)
■解放軍が設定した演習訓練区域と発射された短距離弾道ミサイル
・解放軍の演習訓練区域とその意図
・弾道ミサイルの発射経路と発射基地
ー 防衛省が公表した発射経路
ー ミサイル発射場所と東部戦区ミサイル基地
ー ミサイル発射場所と東部戦区基地
ー 高精度弾道ミサイル DFG-15B
ー 無人機 TB-001・BZK-005による偵察
ー 江西省上饒613旅団ミサイル基地
ー 福建省平潭島からのロケット砲の発射
■台湾の備え
・台湾のミサイル防衛体制
・天弓-3によるミッドコース対処
・台湾北西部楽山のAN/FPS-115 Pave Paws レーダ
・多維新聞が報じた四代武力行使の可能性/戦力比較/台湾の対応計画
・米国からの武器購入
■その他
・大連登沙河のロケット軍の動向
2.次回予定等:
【テーマ】 “今年度技術レポートからの抜粋:宇宙利用の提言”(仮)
日時/場所:11月 24 日(木) 14:00-16:00 @JISSオフィス
- 場所等:参加者はJISSオフィス(紀尾井町)に5分前までに参集。なお、リモート配信は行いません。
- 講義、資料等:すべて幹事側にて準備します。
- 会議でのディスカッションはチャタムハウス・ルールに準じることとします。参加者には自由な意見交換をお願いします。
3.今後の計画:
本年内の計画はありません。今後の予定は、来年に入り、あらためてご案内いたします。
以上