MD研究会からのお知らせ MD#15(次回開催日訂正版)

発信日:2023年6月30日
内容:R5第3回分科会の実施報告と次回のご案内
発信者:MD研究会 三堀(幹事代表)
分類:研究会_MD

“R5第3回分科会の実施報告と次回のご案内”(次回開催日訂正版)

 第3回分科会(6/29)を実施しました。今回は、一般会員としては新規メンバーを含め5名、研究所側からは、西副会長、今津理事長、長瀬理事、藤井事務局長、及び研究員4名の、計13名の参加をえました。

 今回の分科会は、米国のインテリジェンス・コミュニティの動向に注目し、今年(5/21-24)米国ミズーリ州セントルイスで開催された実施されたGEOINTシンポジウムを中心に、神山政策研究員から調査報告を実施しました。報告では、シンポジウムでの米政府高官の基調報告の紹介だけではなく、昨年度シンポジウムとの比較がなされ、最近のICの動向(以下)に理解が深まったと考えます。

 ・GEOINT分野でも中国に対抗する動きが一気に加速している。
 ・日本でも商業宇宙の利用が注目されているが、単純に民間を使えばよいという発想は駄目。
  「宇宙の平和利用原則」以降の失われた50年を反省して、背骨のある宇宙安全保障構想を構築することが肝要。
 ・宇宙安全保障利用では、センサの多様化、データ量の膨大化が必至、その処理にはAI/ML、Cloud技術が不可欠

 また、今回発表では、上述の米国動向の調査結果に加え、その内容を踏まえて、「我が国を振り返った際の、宇宙安全保障における課題」(以下)をしっかりと提示いただき、全員で議論できたことは大変有意義でした。
議論の内容は本紙では省略しますが、MD研究会としては、「課題❷ 27年までの短期的戦略」の検討を実施したいと考えます。

 ・米国は、長年の蓄積による米国宇宙軍の宇宙安全保障プラットフォームを既に構築
 :PWSAはあくまでも次世代LEOプラットフォーム、既存のGEO、MEOと共存が前提。システム全体は米軍が運用。

  ➡日本政府も、将来の目標として宇宙安全保障アーキテクチャーを示したが・・・
  課題❶ 国防宇宙政策/国防宇宙戦略
  課題❷ 27年までの短期的戦略が必要?(台湾有事/Gap)
  課題❸ 政府全体で取り組べき課題

 次回第4回は、GEOINTでもその動向に強く影響を与えている(中国)中共軍の動向」について整理をしたいと思います。2項「次回予定等」に現時点での計画を載せておきますので、奮ってご参加いただければ幸甚です。新規の参加者(会員)もウェルカムです。【コチラ】を参考にお申し込みください。

1.今回の実施内容:

  テーマ: ”GEOINT 2023 報告等を踏まえ、宇宙安全保障の課題を考える”
   日時/場所:6月 29日(木) 15:00-17:00 @JISSオフィス
   主な内容:(以下のとおり)

2.第4回予定等:

  テーマ:”中共軍の動向:組織、軍事衛星開発等”(仮)
   日時/場所:7月2927日(木) 15:00-17:00 @JISSオフィス
(日付を誤っておりました。正しくは7月27日(木)です。失礼しました。)

  1. 場所等:参加者はJISSオフィス(紀尾井町)に5分前までに参集。リモート配信は行いません。
  2. 講義、資料等:すべて幹事側にて準備します。
  3. 会議でのディスカッションはチャタムハウス・ルールに準じることとします。参加者には自由な意見交換をお願いします。

3.今後の計画等:

  次回の予定は以下の通り。
          ・第5回 8月31日(木)15:00-17:00 @JISSオフィス
  なお、原則毎月月末の木曜日に開催することで、運営しておりますので、ご参考ください。

以上

発信日:2023年6月30日
内容:R5第3回分科会の実施報告と次回のご案内
発信者:MD研究会 三堀(幹事代表)
分類:研究会_MD

“R5第3回分科会の実施報告と次回のご案内”(次回開催日訂正版)

 第3回分科会(6/29)を実施しました。今回は、一般会員としては新規メンバーを含め5名、研究所側からは、西副会長、今津理事長、長瀬理事、藤井事務局長、及び研究員4名の、計13名の参加をえました。

 今回の分科会は、米国のインテリジェンス・コミュニティの動向に注目し、今年(5/21-24)米国ミズーリ州セントルイスで開催された実施されたGEOINTシンポジウムを中心に、神山政策研究員から調査報告を実施しました。報告では、シンポジウムでの米政府高官の基調報告の紹介だけではなく、昨年度シンポジウムとの比較がなされ、最近のICの動向(以下)に理解が深まったと考えます。

 ・GEOINT分野でも中国に対抗する動きが一気に加速している。
 ・日本でも商業宇宙の利用が注目されているが、単純に民間を使えばよいという発想は駄目。
  「宇宙の平和利用原則」以降の失われた50年を反省して、背骨のある宇宙安全保障構想を構築することが肝要。
 ・宇宙安全保障利用では、センサの多様化、データ量の膨大化が必至、その処理にはAI/ML、Cloud技術が不可欠

 また、今回発表では、上述の米国動向の調査結果に加え、その内容を踏まえて、「我が国を振り返った際の、宇宙安全保障における課題」(以下)をしっかりと提示いただき、全員で議論できたことは大変有意義でした。
議論の内容は本紙では省略しますが、MD研究会としては、「課題❷ 27年までの短期的戦略」の検討を実施したいと考えます。

 ・米国は、長年の蓄積による米国宇宙軍の宇宙安全保障プラットフォームを既に構築
 :PWSAはあくまでも次世代LEOプラットフォーム、既存のGEO、MEOと共存が前提。システム全体は米軍が運用。

  ➡日本政府も、将来の目標として宇宙安全保障アーキテクチャーを示したが・・・
  課題❶ 国防宇宙政策/国防宇宙戦略
  課題❷ 27年までの短期的戦略が必要?(台湾有事/Gap)
  課題❸ 政府全体で取り組べき課題

 次回第4回は、GEOINTでもその動向に強く影響を与えている(中国)中共軍の動向」について整理をしたいと思います。2項「次回予定等」に現時点での計画を載せておきますので、奮ってご参加いただければ幸甚です。新規の参加者(会員)もウェルカムです。【コチラ】を参考にお申し込みください。

1.今回の実施内容:

  テーマ: ”GEOINT 2023 報告等を踏まえ、宇宙安全保障の課題を考える”
   日時/場所:6月 29日(木) 15:00-17:00 @JISSオフィス
   主な内容:(以下のとおり)

2.第4回予定等:

  テーマ:”中共軍の動向:組織、軍事衛星開発等”(仮)
   日時/場所:7月2927日(木) 15:00-17:00 @JISSオフィス
(日付を誤っておりました。正しくは7月27日(木)です。失礼しました。)

  1. 場所等:参加者はJISSオフィス(紀尾井町)に5分前までに参集。リモート配信は行いません。
  2. 講義、資料等:すべて幹事側にて準備します。
  3. 会議でのディスカッションはチャタムハウス・ルールに準じることとします。参加者には自由な意見交換をお願いします。

3.今後の計画等:

  次回の予定は以下の通り。
          ・第5回 8月31日(木)15:00-17:00 @JISSオフィス
  なお、原則毎月月末の木曜日に開催することで、運営しておりますので、ご参考ください。

以上