内容:第7回分科会の実施報告と次回のご案内
発信日:令和7年1月26日
発信者:分科会幹事代表 三堀 隆(主席研究員)
"MD分科会 R6第7回分科会の実施報告と次回予定等"
今回は、2025年始めの分科会ということで、ミサイル防衛とは少しテーマが離れますが、1月20日に大統領の就任式が実施され発足した第2期トランプ政権を中心に取り上げました。内容としては、今回要職につく可能性のある人物の政治姿勢等を紹介し、トランプ氏とその側近が発言している内容から伺える、新政権が取り組む重要課題を整理・報告しました。 メンバーは、一般会員7名、研究所側からは長瀬理事、神山理事、肥田木事務局長及び研究員の5名の計12名の参加をいただきました。
第2期トランプ政権で上院の承認が必要な要職に指名されている人物としては、マルコ・ルビオ、ピート・ヘグセス、パム・ボンディ、クリスティ・ノーム、リー・ゼルディン、トゥシー・ギャバード、エリス・ステファニク、ジョン・ラトクリフ、R・F・ケネディJr、キャッシュ・パテール、リンダ・マクマホンなど、トランプに忠誠を誓う個性的な面々が揃っています。現在進行中の各人に対する上院公聴会も、見ごたえがありますが、1月25日時点では、マルコ・ルビオ、ピート・ヘグセス、ジョン・ラトクリフ、クリスティ・ノームが承認を得ています。次の山場は、トゥシー・ギャバード、R・F・ケネディJrといったところでしょうか。
分科会では、これらの人物に加え、特に安全保障に関係の深い人事を取り上げて、その政治姿勢等を紹介しました。また、この陣容が取り組む第2期トランプ政権の重要課題についても議論するとともに、特に、新政権の対中政策に注目し、特に台湾問題についての影響・進展についても話し合いました。
これらの報告及び議論の細部は省略しますが、概要を下記の1項「今回の実施内容」に載せておきますので、ご参考ください。
今回は、かなりの分量となってしまい、2時間では足りず、ご参加いただいた皆様には若干フラストレーションが溜まったのではと思います。講義後のネットワーキングタイムで少し補足できていたなら幸甚です。また、米上院議会の承認後の第2期トランプ政権など改めて、紹介する機会を設けられればと思っていますので、ご期待ください。
なお、2月はお休みをいただき、次回は3月になります。年度最後になりますので、皆様、奮ってご参加ください。
以上
1.今回の実施内容:
■ テーマ: 「激動の時代への正念場2025年!? 」
- 第2期トランプ政権始動-
■ 講師: 三堀 隆(JISS 主席研究員)
■日時/場所:1月23日(木) 15:00-17:00 @JISSオフィス
■内容:
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- ⅰ 激動の序章:2024
・2024年は選挙Year! ⇐ 1月度分科会 @2024年1月25日
・激動の序章:2024年選挙の総括 - ⅱ 第2期トランプ政権、始動!:2025
・第2期トランプ陣営
・新政権のメンバー間のつながり:忠節
・ウクライナ・ロシア担当特使、 駐イスラエル大使、 駐中国大使、 駐日大使
・中国共産党に関する特別委員会・委員長
・まとめ:第2期トランプ政権が取り組む重要課題 - ⅲ 台湾有事:????
・新・台湾統一シナリオ ⇐ 1月度分科会 @2024年1月25日
・台湾への米国武器輸出(-2024)
・増加する中共軍の台湾ADIZへ侵入、12月9-11日の大規模海上演習
・我が国への威圧行動:宮古海峡での封鎖演習、尖閣諸島周辺での中国海警船行動
・新春の’衝撃’ニュース!
・所見:米中決別は必至!、CCPは? - 付録:大統領の就任式からの写真紹介
- ⅰ 激動の序章:2024
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2.次回予定等:
■ 第8回 :“ 2024年度研究報告書(抜粋)とトピックス”
■ 講師 : 三堀 隆(JISS 主席研究員)
■ 日時/場所: 3月27日(木) 15:00-17:00 @JISSオフィス ←2月の分科会はありません、ご注意ください!
以上