発信日:2024年3月1日
内容:R5第10回分科会の実施報告と次回のご案内
発信者:MD研究会 三堀（幹事代表）
分類:研究会_MD

“R5第10回分科会の実施報告と次回のご案内”

　　第10回分科会(2/29)を、一般会員3名、研究所側からは藤井事務局長及び研究員の3名、計6名の参加のもと、以下の通り実施しました.

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　　内容としては、引き続きインド共和国を取り上げ、前回積み残す結果となった宇宙関連技術（インドのミサイル防衛を支える）の調査結果を中心に報告を行いました。
　　特に、宇宙関連での「インドの実力」の報告では、５つの実力を取り上げ、次のように我が国と比較した説明を試みました。

　　　・両国の宇宙産業と衛星保有数（種別）
　　　・インド宇宙研究機関（ISRO）と日本のJAXA（旧NASA、ISAS、NAL）との比較
　　　・インドの衛星測位システム（NaVIC）と日本の準天頂測位システム（QZSS）
　　　・インドの衛星打ち上げロケット（PSLV/GSLV）と日本のＨ-2/3ロケット
　　　・インドの宇宙状況監視ネットワーク （NETRA）と日本の宇宙状況把握（SSA）システム

　　資料が限られ、分析時間も十分ではなかったため、厳密さは欠けているかもしれませんが、インドの状況を把握する一助となったのではと考えます。
具体的な実施内容は、以下の１項に記載しておきます。
　
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　　次回第11回MD分科会は、今年度のまとめとして現在作成中の研究レポートからの抜粋を紹介することを考えております。なお、引き続き、時事ネタもいくつか取り上げて、ご報告できればと思っています。

　　メンバーの皆様には、例会通り事前にご案内をお送りしますので、参加確認をお願います。また、新規の参加者（会員）もウェルカムです。【コチラ】を参考にお申し込みください。

１．今回の実施内容：

　■テーマ： " 周辺国が取り組む「ミサイル防衛」 - インド共和国-（続き） ”
　■日時/場所：2月29日(木) 15:00－17:00 ＠JISSオフィス
　■主な内容

１　前回の振り返り
（１）ミサイル防衛/インドと我が国との比較
（２）核戦略－「AGNI」弾道ミサイル、「Kシリーズ」
２　インドの実力：宇宙関連
（１）インドの実力①：宇宙産業と衛星保有数
（２）インドの実力②：ISRO（インド宇宙研究機関）
（３）インドの実力③：NavIC（IRNSS）
（４）インドの実力④：衛星打上げロケット
　　　i. PSLV (Polar Satellite Launch Vehicle)
　　　ii. GSLV (Geosynchronous Satellite Launch Vehicle)
　　　iii. GSLV Mk Ⅲ
（５）インドの実力⑤：プロジェクト NETRA（宇宙状況監視ネットワーク）
　　　i. SSAコントロールセンタ
　　　ii. 複数物体追跡レーダ (MOTR)
　　　iii. 我が国との比較

２．第11回予定：

1. • 場所等：参加者はJISSオフィス（紀尾井町）に5分前までに参集。リモート配信は行いません。
   • 講義、資料等：すべて幹事側にて準備します。
   • 会議でのディスカッションはチャタムハウス・ルールに準じることとします。参加者には自由な意見交換をお願いします。

２．今後の計画等：

　　　　原則、毎月月末の木曜日に開催することで、運営しておりますので、ご参考ください。
　　　　新年度の計画は現在策定中です。決定しましたら、改めてご案内いたします。

以上